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日別アーカイブ: 2025年2月6日

立春を迎える 〜春の訪れを感じる風物詩〜

みなさん、こんにちは!
まだまだ寒い日が続きますが、暦の上ではもう春。今回は、立春から始まる春の訪れ
についてお話ししていきますね(^^♪

立春は二十四節気の一つで、暦の上で春が始まる日。旧暦では、立春が1年の始まり
とされていました。「春立つ」という言葉には、春が動き始める、目覚めるという意
味が込められているんです。

「立春大吉」という言葉を聞いたことがありますか?立春の日に、この四文字を書い
て飾ると縁起が良いとされています。また、立春朝搾りという習慣も。立春の朝一番
に搾った生醤油は、特に縁起物として重宝されてきました。このように、立春には新
しい季節を迎える様々な風習が残されているんですよ。

立春を過ぎても、まだまだ寒い日が続きますよね。でも、よく観察してみると、確実
に春の気配が感じられるんです。例えば、朝日が昇る位置が少しずつ北に移動した
り、日の入り時間が遅くなったり。小さな変化に気づくと、春の訪れがより楽しみに
なりますよ。

2月の代表的な春の便りと言えば、梅の花。寒さに強い梅は、まだ寒い時期から咲き
始めます。紅梅、白梅と色とりどりに咲く様子は、春の訪れを一番に告げる風物詩。
梅の香りには、邪気を払う効果があるとされ、古くから日本人に愛されてきました
(*^^*)

梅にまつわる言葉も素敵なものがたくさん。「寒梅」は厳しい寒さの中で咲く梅のこ
と。「青梅」はまだ若い梅の実で、梅干しや梅酒の原料になります。梅は、花も実も
香りも、私たちの暮らしに寄り添ってくれる植物なんです。

菜の花も、早春を彩る花の一つ。黄色い花が一面に広がる様子は、春の陽気そのも
の。菜の花には、新芽が出る、芽吹くという意味の「な(菜)」が含まれています。
その名の通り、春の生命力を感じさせる花なんです。

鳥たちの様子も変わってきます。ウグイスのさえずりが聞こえ始めたり、渡り鳥が北
へ帰る準備を始めたり。春を待つ小鳥たちの姿に、心が和みますね。最近では、メジ
ロやヒヨドリが梅の花を求めて庭に訪れることも。小鳥たちの様子を観察するのも、
春の楽しみの一つです。

伝統行事でも、春の訪れを祝います。「初午(はつうま)」は、2月最初の午の日に
行われる稲荷神社のお祭り。商売繁盛や家内安全を願って参拝する人で賑わいます。
神社では、おいなりさんの形をした縁起物や、春を告げる梅の枝が販売されたりもし
ます。

各地の梅まつりも、春の訪れを告げる行事として人気。偕楽園や湯河原梅林など、名
所では早咲きから遅咲きまで、様々な品種の梅を楽しむことができます。夜間のライ
トアップや、野点(のだて)なども開催され、梅の香り漂う中でお茶を楽しむ風情は
格別です(^ω^)

暖かい春が待ち遠しい季節。でも、この寒さの中にも確実に春は近づいています。少
しずつ変化する自然の様子を楽しみながら、春の訪れを待ちましょう。日々の暮らし
の中で、春の気配を見つける楽しみを、ぜひ味わってくださいね!

春は新しいことを始めるのに良い季節です。新しい世界に飛び込んでみませんか?

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